解決したかった問題
二重窓バージョン1のアパートから現在のアパートに引っ越しを行なって、そこでは元々の窓が本当の二重窓(ガラスが2枚のちゃんとしたもの)だったので、もう自分で二重窓の設置は必要ないなと思っていたのですが、冬になるとやはり寒い・・・ということでここでも自作の二重窓を設置することになりました。
バージョン2の仕様について
バージョン2の仕様について考えるべく、近所のDCMカーマへ行ってみました。そこで見つけたものは、
まずは、ポリカの板、これは厚みが4.5mmのタイプです。4000円くらいでした。もう少し安価で3.0mmのものとかもあったのですが、↓のレールのサイズに合わないと思い、こちらの厚みにしました。
続いて上レール。これを窓枠の上側に貼り付けて二重窓の上側のレールとして使用します。

次は下レール。これは窓枠の下側に貼り付けて二重窓の下側のレールとして使用します。上レールも下レールも上記ポリカ板の近くに売り場があるので、そこでゲットできます。
最後にこれ。これは、ポリカの板のサイド部分に設置して引き戸の取手として使用でき、且つ窓と窓の間の空気層を密封して気密性を上げ、二重窓の性能をアップする為のもの、ですね。これがあるので二重窓の課題である気密性を容易に上げることが出来るようになったと思います。
実際の設置について
上記部品を使用して、実際に二重窓を設置した手順は下記になります。
・上レールと下レールを窓枠の内側寸法ピッタリ(より若干短め)にカットする。(カットするのにカッターだと切りづらいので、プラスチック用のノコギリ(下写真)を使用。)
・だいたい窓には鍵がついていると思うので、その可動域を確保する為に窓枠の一番外側にレールを設置するのですが、住居が賃貸アパートで現状復帰を容易にする為両面テープを直接貼り付けずに、まずはマスキングテープをレール貼り付け部に貼り付け、その上に普通の強度のある両面テープを貼り付けておきます。(強度が低いと、上レールを貼り付けた後に剥がれてきたりします。)
⭐️こんな感じで鍵が扇状に回るのでその可動域を確保する必要があります。

⭐️なので、二重窓の設置位置は、下写真のように窓枠の一番外側になることが多いと思います。

写真では分かりづらいですが、レールの下にマスキングテープと両面テープが貼ってあり、レールが固定されています。
・同様に上レールについてもマスキングテープと両面テープで貼り付けます。

最後に窓を設置して引き戸を閉めると、サイドの弾性のある材質により窓と二重窓の間の空間が密封されて二重窓として機能します。

全景がこちら。サイド部分にレールを敷いて密封性を上げなくても良くなった分シンプルにすることができました。☺️
窓と窓の間の重なり部分が15cmくらいあるので、今回はネオジウム磁石による密封性アップ対策はやらなかったけど、十分な密封性があると思います。夏も冬も外の気温に左右されにくくなるし、コストパフォーマンスも高いのでオススメです。

